目標を立ててもやる気が起きないのは、その目標があなたの真の価値観に合っていないため。真の価値観はあなた独自の唯一無二のもので、満たされると幸せを感じます。真の価値観はあなたの人生の羅針盤。それを人間行動学に基づく科学的アプローチで言語化し、キャリアや資産形成の目標に繋げます。
人は誰でも自分独自の才能と天才性を持っています。ただ、それらはあまりにも当たり前に使っているため、自分の才能・天才性と認識するに至っていません。あなた自身も気づいていないあなた独自の才能・天才性を科学的アプローチで明確にします。
あなたの真の価値観に合っていて、あなた独自の才能と天才性を支えるもの。それがあなたの人生のミッションです。ミッションに生きているとき、私たちは幸せを感じます。あなたにしか成し遂げられないミッションを言語化し、それを仕事にする展望を描きます。
高衣式のキャリアデザインで目指すのは、自分が価値を感じる活動を仕事にすること。これまで「今までやってきたことの延長戦」「強みや才能があること」で選ぶ方法が主流でしたが、これだけでは、まだ発揮されていない才能を開花させる仕事が指の間から取りこぼされてしまいます。今の任務、これまでやってきた仕事では才能が発揮できなくても、他の領域に行ったら素晴らしい仕事をするようになった、という例は枚挙にいとまがありません。
また、近年では、「好きなこと」や「情熱を持てるもの」を軸に仕事を選ぶ方法も出てきていますが、これらは、一生を通じて同じとは限らず移ろうものであることから、仕事を選択する際の軸にするには曖昧過ぎると考えています。
また、ワクワクすることを仕事にという方々もいらっしゃいますが、このワクワクも、これは素晴らしい仕事だ!一生かけて取り組んでいきたい!と魂の底から思える『ブレない』ワクワクと、一過性の衝動のワクワクで、すぐ消えてしまうものとがあります。また、他人の輝いている姿を見て自分もそうなれたらいいなと理想を追い求め、ワクワクするということもあります。一過性の衝動や理想をキャリアビジョン(キャリア目標)に据えてしまうと、行動する段になって身動きが取れないということが起こります。この辺の見極めを慎重にする必要があります。
では、何を基準に仕事を選んだら良いのでしょうか。
それは、自分が意義と価値を見出す活動を仕事にすること。意義や価値を感じる活動というのは、私たちはやっていて没頭します。その活動そのものに価値を感じているので、目標を達成する前から、それに携われていることに毎日幸せを感じます。少しの試練も苦になりません。ストレスに強い人とは、実は意義や価値を感じることを仕事にしている人たちなのです。
さらに、常にやる気とコミットメントが高い状態になり、外からのモチベーションが不要になります。また、価値を感じる活動には、私たちは独自の才能・天才性が発揮されます。パフォーマンスが上がるので、どんどんと新たな挑戦の機会が与えられます。そのようにして、まだ見ぬ可能性がどんどん開かれていきます。その結果として、評価や報酬も上がっていきます。
また、私たち人間は価値を感じるものを人に与えると自分がもらった時と同じ幸せを感じることが、人間行動学上の研究で明らかになっています。価値を感じる活動から得たアウトプットを提供して価値を感じてもらえると、この上ない喜びを感じ、それがまた提供したいという内側からのモチベーションになり、『才能を発揮し、かつ満足する報酬を得て幸せに働く』という好循環が実現します。
高衣式キャリアデザインでは、じっくり自分を内観し、自分の最高の価値観ー人生で一番意義と価値を感じる活動は何かーを一ミリも外すことなく言語化します。ここでのハードルは、自分の『本当の』価値観というのは、顕在意識では認識できていないことが多いということ。自分ではこれに価値を感じていると思っていても、それは実は親の価値観だったり社会の価値観であることも少なくありません。
では、何を見ればわかるかというと、自分の最高の価値観は、無意識層に潜んでいます。無意識にしている行動に、自分の『本当の』価値観が現れています。人生デザイン構築学校®︎では、それを特定する世界で唯一の手法、Dr.ディマティーニのバリュー・ディターミネーションを用いて、あなたの本当の価値観を言語化します。そして、それを元に、人生をかけてやりたいと思えるものー人生のミッションーを一ミリも外すことなく特定し言語化します。そして、そのミッションにコミットして、いかに満足する報酬を得ていくかを、戦略を立て、コーチングの技術を使って実現していきます。
この方法でキャリアデザインをしていきますが、今の仕事が価値観に合っていない場合でも、必ずしも転職する必要はありません。今の仕事の中に自分の価値観を満たす要素を見出すことで、「まるで転職したかのよう」な感覚になり、これまでとは別人のようなパフォーマンスを発揮する方もとても多くいらっしゃいます。受けていただいた方の半数以上はそれに当たるかと思います。
高衣式キャリアデザインで選んだキャリアの道を歩み始めて、本当に人生が変わった、と言われる所以がここにあります。
高衣式資産形成メソッドでは、売買の利ザヤを抜くことを目的としたトレーディングは行いません。「投資をしているけど資産が増えていない」方の多くが陥っているのは、投資で高いリターンを上げようとして、多くの売買を繰り返す「トレーディング」を行っている方が多いです。短期売買を繰り返すことをを持って「投資」と思われているなら、それは違います。
一定期間になるべく高いリターンをもたらしたいのなら、相場の上昇と下落の波を捉えようとタイミングを図って短期売買をするトレーディングは、タイミングがうまくあえば、とても有効な手段です。
考えていただきたいのは、私たちが投資をする目的です。投資をする目的は、一定期間になるべく高いリターンを得ることでしょうか。プロのファンドマネージャーなら、それが目的です。ですが、私たち個人投資家の目的はそれではありません。老後に向けて、またはそれ以前に、「資産総額」を増やすことです。
短い期間に高いリターンを得ることが**できれば**、そしてその期間が長く続けば、資産総額が増えるのはその通りです。ですが、高いリターンを得ることを**目指すと**、資産総額は効率的には増えていきません。なぜなら、短い期間に高いリターンを上げられる、その期間がずっと続くことは確率論的にも、自然界の法則からも、あり得ないことだからです。短期トレーディングをされている方は、多くの方が、「高いリターンを上げられた年もあった」けど「それらを帳消しにするマイナスリターンを被った年もあった」ので、10年やっているけど資産総額は増えていないということになってしまうのです。
また、もう一つの「投資をしているけど資産が増えていない」理由は、「何を買うか」に神経を使っているためです。投資の世界では、どんな銘柄を買ったかがリターンにもたらす寄与度は5%程度であることは、本当のプロなら誰でも知っていることです。
リターンの約95%をもたらすのは、何を買ったかではなく、何と何を組み入れ、それらに全投資資産の何割ずつ配分したか、すなわちポートフォリオ『組み合わせと配分』です。統計学上の計算を使って、自分の取れるリスク内に抑え、かつ最大のリターンを上げる組み合わせと配分を持つポートフォリオを構築する。これが、長期に亘り、継続して資産を増やしていく唯一の方法になります。
高衣式資産形成メソッドでは、投資の目的を短期間に高いリターンを上げることに置きません。どの銘柄をいつ買っていつ売るのかというリサーチもしません。自分にとって最適な『組み合わせと配分』を持つポートフォリオの構築に神経を注ぎます。そのためには、自分のリスク許容度を正確にする必要があります。そして、期待リターンを設定する必要もあります。
最適な『組み合わせと配分』は、どれだけのリスクを取って何%のリターンを狙うか、この二つの変数が決まらないと、決まらないためです。これを決めずに「なるべく高いリターンを狙う」投資をしていると、資産は増やせません。
自分にとって最適な期待リターンは、願望から特定するのではありません。計算によって算出して、一つに決まります。算出するために、まず資産形成の最終『ビジョン』=投資のゴールを特定します。資産形成のビジョンとは、働かなくても資産収入(投資からの収益)だけで、価値観にあった幸せなライフスタイルを送れる額のことです。その額から逆算をして、期待リターンを特定します。
実際に投資に入る前には、どんな投資スタイルを取るかを記載する自分だけの投資哲学を作成します。これが今後の投資をしていく上での指針になり、相場が荒れた時にもブレずに自分のスタイルを維持することが可能になります。そして、お金のブロックがある方は、それも外します。
期待リターンとリスク許容度は、個人個人特有のもので、二人として同じ人はいません。これに合わせて、最適な国際分散ポートフォリオを構築し(組み合わせと配分を決め)、市場の状況に合わせて、ポートフォリオ・マネジメント(資産運用)を行っていきます。経験を積むことでリスク許容度が高まるので、それに応じて、取るリスクを高めていきます(組み合わせと配分を変化させていきます)。
高衣式資産形成メソッドでは、このように、「これだけ欲しい」とチャートを見てその場その場で売買を行うのではなく、投資理論と統計学に基づき、全て計算によって弾き出される戦略によって、投資を行っていきます。これをすることを『ポートフォリオ・マネジメント』と呼び、ポートフォリオ・マネジメントをすることを『投資』と呼びます。
こう書くと、難しそうですが、これを誰でもできる形に体系化したのが高衣式資産形成メソッドです。投資は全くやったことがない、という方も必ずポートフォリオを構築されているので、安心して学んでいただけます。また、これまで10年投資をされてきたという方も、この方法を取り入れてから着実に資産を増やされています。多くの個人投資家の方に、ぜひ知っていただき、取り入れていただきたい手法です。
自分の最高の価値観から導き出したキャリアや経営のビジョンを実現し、相場の動きにメンタルが左右されずポートフォリオ・マネジメントを平常心で継続していくためには、実は、知識やスキルだけでは難しいものがあります。
二人の同じ経歴、才能天才性を持った人がいるとして、同じキャリアビジョン、同じ投資ポートフォリオを構築したとします。その二人がその後どのような人生を歩んだかが異なるとすれば、それは多分に、「精神性」の違いと言って間違いありません。
精神性、すなわち、精神の成熟度によって、大きく異なるのが、感情の取り扱いです。その人がどんな感情を持つのかは、その人がどんな思考をしているかに依ります。そして、どんな思考をするのかは、出来事に対してどんな認知をするのかに依ります。
物事をどのように「認知」するのかは、私たちのメンタルの強さ、ストレス耐性、ひいては人生を前向きに生きられるかどうか、に影響を与えます。メンタルとストレス耐性は、ビジョン達成までの戦略をスムーズに実行できるかどうかに影響を与えます。
今の世の中に多くある「前向きに生きるためのスキル」として、「思考パターン」を変えるという方法があります。これは、認知ー思考ー感情という感情の発生経路の2番目の思考にアプローチする方法です。すなわち、起こった出来事の「解釈」を変えるというものです。
ポジティブ思考がこれに当たります。ポジティブ思考は、物事の解釈をポジティブなものに変えることで前向きさを維持する、または取り戻そうとするもの。これは、ある程度有効に働きますが、これをすることで、鬱になってしまった例も多く報告されています。
なぜなら、なんでもポジティブに解釈しようとすることは、自然界で成り立つものではなく、無理があるためです。人間も自然界に存在する生き物の一つです。自然界は陰陽が両方バランスを取って存在しています。ということは、私たち人間の意識や精神にも陰陽があるのです。昼間だけの世界が成り立たないように、冬だけの世界がないように、物質にも電子(ー)と陽電子(+)があるように、私たちの意識と精神においても、常にマイナスとプラスが存在します。常にポジティブな状態では存在できないのです。それを「常に」ポジティブでいよう、「常に」笑顔でいよう、とすると、自然に逆らうことをしているので、いつか破綻します。
高衣式精神性の向上コーチングでは、自分の中にあるネガティブな面を受容することから始まります。ネガティブな面がなければ私たちは成長しないどころか、存在することさえかないません。私たちは、ネガティブとポジティブの狭間で成長します。想像してみてください。ポジティブだけを目指し、ネガティブになった自分を叩いていては、辛いだけでなく、その場所に停滞するだけです。立てたキャリアビジョンを実現することも、資産を形成することも、叶いません。
これは、人生に起こる事象にも、同じことが言えます。起こる出来事に、ポジティブな出来事、ネガティブな出来事、と言うものがあるわけではなく、一つの出来事にポジティブな側面、ネガティブな側面、両方が包含されています。ある事象をネガティブと認知してポジティブな面に気づかなければ、本当は受け取っている素晴らしいギフトをスルーして、打ちひしがれることになるだけでなく、受け取ったギフトをその後の人生で生かせないという、もったいない人生になります。
両者を認知できると、思考が変わります。思考が変わると感情が変わります。ネガティブのABCD(怒り、非難、批判、落ち込み)や不安、恐怖といった感情が重要なビジネスシーンで登場し、あなたが本来の力を出すのを邪魔をしたり、投資の重要な場面で狼狽売りや焦り買いをして資産を失う、ということがなくなってきます。
出来事の一つ一つに、最初は片側認知をして怒りを持ったとしても、決まったワークをして両側認知ができると、受け取ったものに感謝ができ、愛を持って周囲に接することができるようになるのです。今まで見えていなかった両側が見えることが一つ増えるたびに、視野は一つ拡大し、視座が一段上がります。
これを繰り返していくことで、物事の全体(真実)が見えるものが増えていきます。増えるに従って、物事に動じず、冷静な判断ができるようになっていきます。物事の先行きがよく見え、リスクマネジメント力が上がったり、もはやこれまでといった窮地に陥った時にも解決策に繋がるインスピレーションが沸き、船全体を守ることができるなど、リーダーとしての資質を備えることができるようになります。
さらに、人生に起こる事象を通じてこの陰陽統合を一つ一つ進め、全ての出来事に感謝ができるようになると、自分の中の隠れていた神性が開いてきます。万物との一体感を実感として感じ、全てに愛を見出し、全てに感謝ができる状態になります。これが、自己変容、意識変容の瞬間です。
この状態になると、環境や人間関係など、自分の外側の世界も変化していきます。外側で起こる出来事は、自分の内面の状態を映し出す鏡だからです。人生が思ってもみなかったスピードで、自分の才能がより発揮され、より可能性の扉が開かれていく方向に、展開していくことになります。
これからの時代、重要な責任を持つビジネスリーダーこそ、持ち合わせていただきたい自己変容を遂げるメソッドが中庸思考®︎になります。